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AdMobで「広告配信が一時的に制限されました」が発生した原因チェックリストと対処法

KASHIWAGI2024/3/8更新:2026/7/15

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Google AdMobから突然届く『お客様の AdMob アカウントで広告配信が一時的に制限されました』というポリシーセンターからの通知。昨日まで表示されていた広告が急に消え、目の前が真っ暗になっている方も多いのではないでしょうか。

私も趣味でiOSアプリ開発を行っており、広告表示にAdMobを導入しているのですが、この恐ろしい通知をこれまでに 5回ほど 経験しています。

当時は焦って解決策を探したものの、具体的な事例が書かれた記事が少なくて本当に苦労しました。この記事では、私が四苦八苦しながら突き止めた「原因」や「具体的な制限日数」、そして「今すぐ確認すべきチェックリスト」をリアルな体験談として共有します。

広告はある日突然消える

私の環境では、2023年10月頃からAdMobの利用を開始しました。

異変に気づいたのは、警告メールが届く 前日 のことです。アプリ内の広告がまったく表示されなくなり、「おかしいな」と思っていた翌日に、以下のメールが届きました。

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次のアップデートに向けた改善作業を進めている最中だったため、この通知を見たときは本当に動揺しました。収入が完全にゼロになるわけですから、個人開発者にとっては死活問題です。

突き止めた原因:初歩的な「IDの変え忘れ」

必死に調査を重ねた結果、私のケースにおける原因が判明しました。

最大の原因は、 開発中のシミュレーターや実機テストにおいて、本番用のアプリID(広告ユニットID)を設定したまま動かしていたこと でした。

「そんな初歩的なミスを」と思われるかもしれませんが、コードを修正しているうちに、ついテスト用IDへの切り替えを忘れてしまうのです。初期の頃はこの仕組みがよく分かっておらず、開発中にIDを修正し忘れた状態で何度もデバッグを行い、結果として警告を連発されることになってしまいました。

今となっては、通知が来ても「あれ?またどこかでIDを戻し忘れたかな」と冷静に振り返れるようになりましたが、当時は本当に生きた心地がしませんでした。

AdMobから警告が来た際の原因チェックリスト

同じ通知が届いて焦っている方は、まず以下の項目を一つずつ確認してみてください。

  1. 開発中はテスト広告を使用していますか?
  2. 開発中はテストIDを使用していますか?
  3. AdMobの管理画面にテストデバイスを正しく登録していますか?
  4. 本番用の広告を自分でタップしていませんか?
  5. リリース済みのアプリに表示される広告を自分でタップしていませんか?
  6. 公開したばかりのアプリを開いたまま放置していませんか?(※後述)
  7. 公開したアプリのテスト広告は本番用のものに切り替えましたか?
  8. 公開したアプリのテストIDは本番用のものに切り替えましたか?
  9. AdMobプログラム ポリシーの規約を隅々まで確認しましたか?

※「6. アプリを開いたまま放置」に潜む罠

アプリの公開初期は、まだ全体的なユーザー数が少ない状態です。この段階で、開発者自身が動作確認などのためにアプリを開いたまま放置してしまうと、 平均セッション継続時間 が極端に長く変動します。これがAdMobのシステムに「不正なトラフィック(無効なインプレッション)」と判定され、警告の引き金になることがあります。

これらのチェックリストに全く心当たりがない場合は、Google側が純粋に 「トラフィックの品質評価」 を行っている最中である可能性が高いです。その場合は、こちらから修正できる箇所はないため、システムによる評価が終わるのを待つしかありません。

制限期間は何日間続くのか?

公式の案内メールには「30日未満」と記載されていますが、これはあくまで目安です。

私が実際に 5回 ほど制限を受けた際の、広告が非表示になっていたリアルな日数は以下の通りです。

  • 14日間
  • 16日間
  • 46日間

基本的には2週間前後で解除されることが多かったのですが、中には 30日を超えて46日間も制限が続いたケース もありました。海外の開発者コミュニティを調べてみると、半年以上制限が解けなかったという事例も散見されます。

通知が来たら結局どうすればいい?

結論から言うと、 制限期間中はすべてのAdMob広告が非表示になり、広告収入は完全にゼロになります。

AdMobは開発者よりも「広告主の利益保護」を最優先にするプラットフォームであるため、少しでも不審な挙動(身内によるインプレッションの偏りなど)を検知すると、事実確認のために一方的に配信をストップします。これは個人開発をしていれば、誰しも一度は通る道と言っても過言ではありません。

もし意図的なクリック連打などの不正を行っているのであればアカウント凍結(BAN)になりますが、上記チェックリストにあるような設定ミスや、トラフィック品質の自動評価が原因であるならば、 原因箇所を修正した上で、時間が解決してくれるのを待つ しかありません。

まずは開発環境のIDがテスト用になっているかをすぐに確認し、ミスが見つかったら即座に修正して、静かに配信再開を待ちましょう。